クラヤ工業の沿革
クラヤ工業のホームページをご覧いただき誠にありがとうございます。
代表取締役の土倉拓郎です。
当社は2010年に6名の創業メンバーで立ち上げた会社です。この6名は、以前から私と働いたことのある職人たちでした。
どのような会社も最初は同じだと思うのですが創業当初は協力してくださる会社様にもあてがなく6名でなんとか現場の仕事をこなすのと同時に社長である私は、たくさんの会社様にお伺いして仕事を任せていただくという大変な時期でした。
そういう時期を2年・3年と続けるうちに当社の職人の仕事をゼネコンやサブコンの会社様に評価していただき、定期的なご依頼をいただけるまでになりました。
加えて、クラヤ工業で一緒に働きたいと言ってくれる社員に巡り会えるようになり、現在はおよそ50名の社員とともに大手建設業者様からの依頼と、一般のオーナー様からのご依頼をお受けしております。
クラヤ工業が目指す会社像
斫り・改修・解体の業者は「ネクタイをして背広を着て行う仕事」ではありません。
「緩い」風土の会社が多い業界だとも思っています。
だからこそクラヤ工業は「堅苦しくてもよいから社会常識や礼儀を重んじる会社」でありたいと思っています。
会社によっては「職人の仕事は現場をこなすこと」だけであり
「社内外の会議」や「お客様のことを考える時間」をあまりとらないこともあるかもしれません。
当社では一ヶ月に一度、必ず定期会議を行っています。
議題は明るい話だけではなく、むしろ日々気づいた課題について議論することのほうが多いです。
社員にとっては、現場が終わった後に本社に戻って会議をするのは体力的にも辛いことだと思いますが、
より良い仕事をするために皆が意欲的に取り組んでくれています。
お客様に対する思い
当社のお客様はゼネコンやサブコンの会社様と、
一般のオーナー様です。
当社を信用していただき長年ご依頼をしてくださる
会社様も多く、心から感謝するばかりです。
お客様から日々ご依頼をいただく中で特に感じるのは
「人と人との繋がり」はとても強く、大切だということです。
お客様からお客様へ当社をご紹介いただいたり
当社の職人に名指しでご依頼をいただく度に
この繋がりを感じており、今後もこれを大切にしていくつもりです。
また、当社の主な業務である斫り工事は
そのほとんどが「お客様の予算外工事である」という意識も
常に念頭におくよう心がけています。
お客様の本来の利益を削って当社にご依頼をいただいているということであり
だからこそ、その後の工事がスムーズに進めていただけるよう
より短い時間で、可能な限り安価にご依頼をこなせるよう努めております。
社員に対する思い
クラヤ工業は若手の社員も多い会社です。
特に20代の社員が多く、若くしてこの業界・この会社で職人として成長すると
決めてくれたことに感謝をしています。
若いからこその間違いというのもあります。
時には叱責しなければならないこともあります。
そういう場面で常に心に留めているのは「従業員を育てる」という意識です。
建設業界は特に若者の離職率が高い業界です。
若手職人は、一流の職人との練度の違いに
ただでさえ打ちひしがれることが多いです。
加えて、適切に仕事を教えられる先輩職人がいなければ
若手職人には酷な環境だと言えると思います。
だからこそ、「こうしろ!ああしろ!」ではなく
「こうすれば君の目指す職人に近づける」と諭してあげることが
大切だと思っています。
当社の熟練の社員たちについては、何も心配することはありません。
私以上に現場で若手を引っ張ってくれる心強い職人たちです。